ルネ・デカルト(1596年3月31日 - 1650年2月11日)
物事を正しく判断し、真偽を区別する能力は万人平等である。
(良識・理性 = 万人に最も公平に分配されてい平等なもの)
しかし、一つの事柄に一つの真理しかないはずなのに、
さまざまな意見があり議論が尽きないのは、良識を働かせる方法が問題である。
自身が方法を発見したやり方を読者に示し、
従うかどうかは読者の自由であると本書を著した。
書物ではなく、実体験を通じて自分自身のうちに見出される学問が大切。
その実現のために自分が守るべき規則を四つ定めた。
---------------------------------------------------
(1)証明性の規則
確実に真と自分が認めたもの以外は真としない
(2)分析・分割の規則
問題を小さく分けて吟味する
(3)総合の規則
思想を単純なものから複雑なもへと導く
(4)枚挙の規則
完全な枚挙と全体にわたる通覧をあらゆる場面で行う。
---------------------------------------------------
しかし、↑これらを守り、新しい学問をつくるにしても、
理論的に未決定の間も人間(の行動)は決定を迫られることになる。
そこで大きく四つの仮の指針を「暫定的な道徳」として決め、
それに基づいて自分自身の行動を決めることにした
---------------------------------------------------
(1)宗教を信仰し、法律と習慣と、極端な意見に偏らないよう、
分別ある人の最も穏健な意見に従う。
(2)自分の行動を決定したら、たとえ疑わしくても毅然として行動する。
(3)運命や世界の秩序を変えようとせず、自分の欲望を変え、
自分自身に打ち勝つことに努める。
(4)全体の結論として、さまざまな職業のうち、最善のものを選ぶ。
---------------------------------------------------
デカルトにとって最善の職業は、真理を探究すること。
真理というものを取り扱うにあたって、その本質から逆に考え、
疑い得るものをすべて偽とする。(方法的懐疑によって考察)
感覚、神、すべてのものをいったん疑って否定しても、
否定する自分自身の存在だけは否定できないという絶対確実な真理を発見。
「我思う、ゆえに我あり」
大陸合理論を展開(演繹的に導き出される他の真理の連鎖を提示)
神の存在の保証、人が生まれながらに持つ生得観念の保証をもとに自然学の大網などを示す。
*本書から引用された有名な言葉:
「我思う、ゆえに我あり]
キリスト教綱要 byカルヴァン
時刻:
22:54
| 投稿者
MTN K
ジャン・カルヴァン(1509年7月10日 - 1564年5月27日)
摂理=予定説
この世のすべての出来事は、創造主である神の配慮や予定で起きている。
しかし、人間はその予定を理解することができないため、
繁栄やわざわい、貧富の差や災害などの事実を、偶然や運命と考えている。
神が、あらゆるすべてのものの予定を計画し統制しているということは、
救われる人もあらかじめ決まっているということ。
生きている間にいくら寄付しようとも、いくら善行を行おうとも、
救われるかどうかには関係がない。
自分が救われる人間かどうか、すでに決まっているのであれば、
好き勝手に生き、信仰などしなくてよいのではないか?
しかし、そうではない。
人は自分が神の選びに入れられているかどうかという疑問を抱くことなく、
与えられた職業に励み、財産と時間の浪費を罪悪であると考え、
合理的かつ禁欲的な生活を送るべきである。
そうすることによって、やがて自分は救われると確信できる。
(聖書=神の約束の書)
摂理=予定説
この世のすべての出来事は、創造主である神の配慮や予定で起きている。
しかし、人間はその予定を理解することができないため、
繁栄やわざわい、貧富の差や災害などの事実を、偶然や運命と考えている。
神が、あらゆるすべてのものの予定を計画し統制しているということは、
救われる人もあらかじめ決まっているということ。
生きている間にいくら寄付しようとも、いくら善行を行おうとも、
救われるかどうかには関係がない。
自分が救われる人間かどうか、すでに決まっているのであれば、
好き勝手に生き、信仰などしなくてよいのではないか?
しかし、そうではない。
人は自分が神の選びに入れられているかどうかという疑問を抱くことなく、
与えられた職業に励み、財産と時間の浪費を罪悪であると考え、
合理的かつ禁欲的な生活を送るべきである。
そうすることによって、やがて自分は救われると確信できる。
(聖書=神の約束の書)
Posted In
Philosophy
|
0
コメント
|
パンセ(瞑想録) byパスカル
2010年9月1日水曜日
時刻:
21:55
| 投稿者
MTN K
ブレーズ・パスカル(1623年6月19日 - 1662年8月19日)
神は[存在する]に賭けるべき
・神を信仰していれば永遠の幸福が保証される。
・また、たとえ存在しなくても何の損もしない。
-[無神論者]-------------------------------------------
信仰を失った社会に生きる人間は、悲惨さと偉大さという、
相反する両極に引き裂かれ矛盾に苦悩することになる。
↓
本質的思考から目をそらし気ばらしに走る
↓
より悲惨な状況におちいる
-------------------------------------------------------
↑このような状況を脱する方法:
・神との関係を変えていくこと、神と共にある未来を求めること。
・全ての目的は未来のためなのであり、過去や現在は、良き未来に向けての手段に過ぎない。
・神と共にある人間は救われ、至福が訪れる。
*パンセとは、日本語で[思想]や[思考]の意味。
*本書から引用された有名な言葉:
「人間は考える葦である」
「もしもクレオパトラの鼻がもっと低かったなら、世界の歴史は変わっていただろう」
神は[存在する]に賭けるべき
・神を信仰していれば永遠の幸福が保証される。
・また、たとえ存在しなくても何の損もしない。
-[無神論者]-------------------------------------------
信仰を失った社会に生きる人間は、悲惨さと偉大さという、
相反する両極に引き裂かれ矛盾に苦悩することになる。
↓
本質的思考から目をそらし気ばらしに走る
↓
より悲惨な状況におちいる
-------------------------------------------------------
↑このような状況を脱する方法:
・神との関係を変えていくこと、神と共にある未来を求めること。
・全ての目的は未来のためなのであり、過去や現在は、良き未来に向けての手段に過ぎない。
・神と共にある人間は救われ、至福が訪れる。
*パンセとは、日本語で[思想]や[思考]の意味。
*本書から引用された有名な言葉:
「人間は考える葦である」
「もしもクレオパトラの鼻がもっと低かったなら、世界の歴史は変わっていただろう」
Posted In
Philosophy
|
0
コメント
|
聖書(The Book)
時刻:
21:52
| 投稿者
MTN K
【旧約聖書】
全知全能の神の性質を示し、神の創造による人類の起源と人間の墜落、
そして墜落した人間の罪を救済するための律法と約束が示されている。
「罪人となった人間を救う救世主が現れる」という神の約束。
【新約聖書】
旧約聖書に記載された預言「救世主がこの地上に来られる」という神の約束が、
イエス・キリストによって実現した。
神の約束によって救世主(イエス・キリスト)がどのように現れ、
神の救済がどのように現実のものとなったのかを全世界に知らせる。
救世主の登場によって、世界中にその福音の門戸が開かれたという新たな約束(新約)となった。
新約= 新たな約束
すべての人は、イエス・キリストを「神の子」として信じ受け入れることで、
旧約の法律の行いなしに、神に受け入れられ、天国に行くことができる。
※ユダヤ教では新約聖書は聖典として認められておらず、キリスト教は異端という扱い。
救世主はまだ地上に誕生しておらず、この世界は救済に至っていない。
全知全能の神の性質を示し、神の創造による人類の起源と人間の墜落、
そして墜落した人間の罪を救済するための律法と約束が示されている。
「罪人となった人間を救う救世主が現れる」という神の約束。
【新約聖書】
旧約聖書に記載された預言「救世主がこの地上に来られる」という神の約束が、
イエス・キリストによって実現した。
神の約束によって救世主(イエス・キリスト)がどのように現れ、
神の救済がどのように現実のものとなったのかを全世界に知らせる。
救世主の登場によって、世界中にその福音の門戸が開かれたという新たな約束(新約)となった。
新約= 新たな約束
すべての人は、イエス・キリストを「神の子」として信じ受け入れることで、
旧約の法律の行いなしに、神に受け入れられ、天国に行くことができる。
※ユダヤ教では新約聖書は聖典として認められておらず、キリスト教は異端という扱い。
救世主はまだ地上に誕生しておらず、この世界は救済に至っていない。
Posted In
Philosophy
|
0
コメント
|
国家 byプラトン
時刻:
12:21
| 投稿者
MTN K
プラトン(紀元前427年 - 紀元前347年)
プラトンが構想した理想的国家(ポリス)は、
哲人王、軍人、労働者に分かれる階層社会的国家。
-------------------------------------------------------------------
(1)哲人王
真実を感覚ではなく理性で認識するイデア論を基に、
哲学者からの助言を受け自由に国家を統制する"知恵"の徳を持つ。
(2)軍人
戦争の際は、国家の勝利と安全のために勇敢に戦う"勇気"の徳を持つ。
(3)労働者
さまざまな生産を営み欲望を抑えて、分相応な生活を送る"節約"の徳を持つ。
(農民・職人・商人など)
-------------------------------------------------------------------
知識のない民衆が政治に対して影響力を持つことは、いずれ国家の衰退につながる。
イデア論に基づく道徳観と、自由な政策実践力を兼ね備えた王が、
哲学者の助言を受けながら、絶対的統治者として存在する理想国家を論じた。
その哲人王の下で軍人や労働者が能力や役割を認識して行動することによって、
知恵・勇気・節約の徳が調和され、全体として"正義"という徳が生じている国家が理想。
※イデア論
個別の事柄それぞれに、イデアという完全で普遍な永遠の真理体や本質が存在するが、
人間の世界とは別世界に存在するため、イデアは理性的にしか捉えることができない。
そのため指導者である哲人王は、最高のイデアとして存在する[善のイデア]の認識が求められ、
理想国家の現実に努めなくてはならない。
プラトンが構想した理想的国家(ポリス)は、
哲人王、軍人、労働者に分かれる階層社会的国家。
-------------------------------------------------------------------
(1)哲人王
真実を感覚ではなく理性で認識するイデア論を基に、
哲学者からの助言を受け自由に国家を統制する"知恵"の徳を持つ。
(2)軍人
戦争の際は、国家の勝利と安全のために勇敢に戦う"勇気"の徳を持つ。
(3)労働者
さまざまな生産を営み欲望を抑えて、分相応な生活を送る"節約"の徳を持つ。
(農民・職人・商人など)
-------------------------------------------------------------------
知識のない民衆が政治に対して影響力を持つことは、いずれ国家の衰退につながる。
イデア論に基づく道徳観と、自由な政策実践力を兼ね備えた王が、
哲学者の助言を受けながら、絶対的統治者として存在する理想国家を論じた。
その哲人王の下で軍人や労働者が能力や役割を認識して行動することによって、
知恵・勇気・節約の徳が調和され、全体として"正義"という徳が生じている国家が理想。
※イデア論
個別の事柄それぞれに、イデアという完全で普遍な永遠の真理体や本質が存在するが、
人間の世界とは別世界に存在するため、イデアは理性的にしか捉えることができない。
そのため指導者である哲人王は、最高のイデアとして存在する[善のイデア]の認識が求められ、
理想国家の現実に努めなくてはならない。
Posted In
Philosophy
|
0
コメント
|
登録:
投稿 (Atom)